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箱もの

杉山さんの箱ものから。
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1870年頃のハットを収める為の木箱。
かかりやすいように針金を捻って仕上げた錠と上部につけられた簡素な把手がよいです。
木の厚さの割にやたらと打ってある釘も印象強く。。
2種類あり。
各¥25000-

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薬品関連の紙箱。
シールのリムの緑色と暗紅色の対比はシックでビター。R28
小¥1500-
大¥2500-

明日(土)は、杉山さん在店+商品追加!
加えて、喫茶クロカワによるヴァンショー(ホットワイン)の販売もございます。
私も早朝から仕入に出ます。
一度ご来店下さった方でも、お楽しみいただける事と思いますのでお時間ございましたら是非に!

チーズのモールド

一人の女の子が下校時に私の前方を塞いだ。
話しもした事のないクラスメイト。
かわいらしく包装された包みを両手でしっかり抱えている。

放課後のバレンタインデー。

塞いだのはいいのだが、緊張してしまったようでなかなかその包みを差し出せずにいた。それが彼女の気持ちの重さなのだろう。
それは解る。それは解るけれど、彼女の選んだロケーションが下駄箱というのがまずかった。
通常通りの下校時間。当然、他の生徒もその光景を目にすることになる。

友人らが足を止めニヤつく。瞬時に事を理解ながらも、「何やってんの?」と、とても愉しそうに声をかけてくる。
ものの2,3分で、絵に描いた様な風景ができあがった。
私と女の子を囲むやじうまの群れ。
早くして渡して欲しかったが、早くくれよ。とも言えない。
その中で面と向かって待つ事に恥ずかしさを感じた私は、被害者ヅラして友人等と会話を始めた。

同じクラスのその子にはあまり友達がいないようだった。
自分の背中を押してくれる友人もいない中、今日こそは。。と覚悟を決めて臨んだ中学生活最後のバレンタインデー。
周囲を取り囲まれ、対人は自分を無視し、哀れみともとれる微笑を浴びせられている。
空気が割れ、泣いた。



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チーズ用のモールド(逆さまに置いています)。
型ではなく、水切り用のポットなのか。
やわらかな灰色に、ぽってりとした器形。
¥5800-

コップ

開催中の杉山さんによるフランス古道具の展示から。
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画像はプレスガラスの小さめのコップ。
不純物の多い感じの粗雑なグラス。
手に収まりが良く、見てると何故だか「ダンヒル」が頭を過る。
鎬の部分が半分くらいのがあって、それがよかったけれどご売約です。
¥2800-

展示の開始と同じくして店にもアメリカのライト類の入荷が。
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ウォール、デスク、クリップに加え、ソケットも大量に届いた。

悪天候が続いておりますが、どうぞ皆様ご来店をお待ちしております。



抜粋

たとえば、落ちている石の中からこれが一番美しい石だといい、ああそれは美しいと納得する人がいる。
平安の経筒とアルミのぺらぺらの150円のティースプーン。どちらも私にはきれいに思える。
そういう感受性が鈍ると、次第に何かに頼って物を理解しようとする方向にむかってしまう。
だから大切なのはどんどんと自分の感受性を柔らかく深くしてやること。そうすれば、今まで思ってもみなかったものが優しく心に入ってくる。靴やバッグ、Tシャツを着こなすのと同じように、骨董もその人に会っているかどうかという基準があってもいい。
その為には、日常に自分のために使うものを一生懸命選択していかないといけない。
その基準を持っていないと、骨董や古美術、工芸品に向かい合ったとたんに、いきなり誰かの評価に頼ってしまう事になる。結局それがエスカレートして、100億出してゴッホを買うことに繋がっていく。

ことは簡単。自分にとって美しいか、気持ちのいいものなのかを基準にしていれば、なんの迎合もいらない、自然に答えが出てくる。物を一点だけで見るのではなく、生活全体の中で見ていけば、デルフトも李朝も、アルミのスプーンも、拾った石もそれぞれを容認する事ができる。欠けていてもいい、バラバラでもいい。骨董の評価なんて、もっともっとバラバラになっていった方がいいと思う。




これは東京の「古道具坂田」の坂田和實さんが2002年に発行された「白磁」にて書かれた文章の一部。
勝手に抜粋。ごめんなさい。
今読んでもギクッととする。
もし、皆が皆、こういった物の見方ができたら、物を売る側はとても大変だろうと思う。


さて、いよいよ明日からです。

SUGIYAMA TAMAMI EXPOSITION L'HIVER 2012
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2週間にわたって行われる、杉山さんの古道具の展示販売。
先程搬入に来られ、これから展示の準備。

そうそう、期間中¥10000以上お買い上げの方に、粗品とはいえないお品をプレゼント
数には限りがございます。早い者勝ち。後悔先に立たず。早期来店は八文も得。
ぜひ。。

開店時間は12時からです。よろしくお願い致します。


THA BLUE HERB

こういった仕事に携わられてさぞや音楽も静かな曲を好まれるのでしょうね。
などと思われるかもしれない。それはイメージでしかありませんYO.

確かに、ブリンブリンなHIPHOPを店のBGMにする縦ノリな骨董屋は全国広しと言えどもいないだろうし、
客には目もくれず、ノーフューチャーにハードコアパンクをかけ流すようなアンティーク屋も日本では皆無だろうな。
でも、でもでもそういった音楽を好きな古物商は結構いると思う。
私自身、好きな音楽のジャンルというのは特になく、その時の気分で何でも聴く言わば雑食系。
嫌いなアーティストはいても、嫌いなジャンルはない。(細分化すればあるだろうけど)
糸のような細い音も、滝のようなノイズだって大丈夫。

音楽も空間を作り上げるのにはとても大きな要素と感じるのだけれど、最近はなかなか新しい音を探そうとする気持ちが沸かない。のには単純なワケがあるのだけれど。


THA BLUE HERB from 札幌
もう10年以上も前のFUJIROCK?の動画。
名古屋での彼らのライブにはよく通ったものだ。
音楽に対する姿勢、モノを見る角度と深さが従来のHIPHOPとは一線を画す。ライブでもお決まりのセイホーなどといいう掛け合いはみられず、強固に創りあげられた独自の空気感を会場中に蔓延させ、一部の隙も見られない。
かっこよかったなー。

今は、その活動を一時停止しているようだけど、HIPHOPなんかチャラいと聴く気になれない人。ぜひ。


おっと肝心なお知らせを忘れていた。

杉山珠美さんのフランス古道具の展示・販売、L'HIVER2012がWALLにやってくる!

2月12(日)〜25(土)までの2週間。行商・杉山珠美さんが集められてきた欧州古道具類がお店に並びます。
お店のイメージに溶け込んだ物から、この企画でしか観られないような新鮮な物までいろいろと並ぶ事と思います。
18日(土)には、喫茶クロカワによるヴァンショー(ホットワイン)の販売もございます。

ぜひ、弊店から刻々と失われつつあるフランスの香りを嗅ぎにいらしてあそばせ!

オープンは12時からです。DMに惑わされない様お願い致します。



プロフィール

WALL..

Author:WALL..
WALL
-OLD FINE CRAFTS & PRODUCTS-
名古屋市天白区植田3-101
横地ビル1F
tel&fax052.807.6180
open 1200~2000
close thursday
mail wall.ofcp@gmail.com
www.wallofcp.com



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